415系1500番台


 1986年に登場したステンレスボディーの車両で415系の1500番台として登場しました。
 車体は前項で述べたとおり軽量ステンレス車体・ボルタレス台車となり、外観は211系に準じています。
 外観は211系に準じていますが在来の車両との併結や交直流車での実績がないことを理由に211系の界磁添加励磁制御を採用せずに現行の抵抗制御を採用しました。(415系を名乗っているのもこのため)
 車内はロングシートを採用されていますがステンレス車として唯一のクロスシートの1700番台も存在しています。。
 4両編成しか存在しないため常磐線では415系鋼車と混ざって運行されており、水戸線では4両編成で運行しています。
 かつて1900番台と呼ばれ先頭車1両だけ試作されたダブルデッカーが存在していましたが現在は廃車になっています。(平成18年3月11日)

415系1500番台

K541編成 H18.10.1小山駅構内
起動加速度 1.6km/h/s(M:T=1:1時)
営業最高速度 100km/h
設計最高速度 -
減速度 3.5km/h/s(通常)
5.0km/hs/(非常)
全長/全幅/全高 19,500mm/2,950mm/3,670mm
重量 -
軌間 1,067mm(狭軌)
電気方式 直流1,500A、交流20,000V
50Hz/60Hz
モーター出力 120kw
歯車比 1:4.82
制御装置 抵抗制御
駆動装置 中空軸平行カルダン撓み板継手方式
ブレーキ装置 発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ